Memo

rcatblues1272006-09-05



中華三昧な頃、

いつもワンコインランチパックを

食べていた中華屋さんに行き、

はじめて、お店でランチタイムを過ごした。

まんぷく


夜は荷物まとめの続き。


真っ白な本棚、ベッド、クローゼット、鏡、

アクリルでできたキャンディを

レールにひっかけたり、

アホみたいと思いながらも紫陽花カラーなどと

テーマを設けて部屋を

好きな色でうずめ、つくりあげていった。


そこここにこっそりと居るキリン、

テーブルの上に並べた

キラキラアクセサリーたち、

あちこちに立てかけた絵本たち。

カラフルなスライムくんたちやシーサー、

虹色の小物、沢山の宝ものたちを

ダンボールに仕舞い込んで行く。


宝ものがまるで

光を失ってガラクタになってくみたいで

胸がスースーした。

今、わたしは少しずつ

自分の手で

大事な大事な居場処を壊していっているのだ。


わたしはきみ達ひとつひとつの

キラキラ輝く価値を知っているよ。

わたしがみいだした、スペシャルな価値を。

ちゃんとひとつひとつが

その場処に居場処をつくっていた。

そこじゃなきゃダメな似合いの位置。


価値。知っているのに、閉じ込めた。

閉じ込めて知る。

あるのは、

わたしの心ぽっちが生み出した何か。


きっと新居で暮らし始めれば

また光を取り戻していくのだろう。


はじめてちゃんとちゃんと

自分でつくった居場処だった。


今度はふたりでつくっていく。