gohan_yoru


チンゲン菜油揚げしめじのオイスターソース炒め

さつまいもの柚子煮、目抜の粕漬

中華風コーンスープ


なるだけ魚や野菜を、と思うのだけど

むずかしい。

柚子煮、甘酸っぱくて美味しく出来た。


小説のこと、作家のこと


一編の小説に魂をぐらぐらと揺さぶられるとき

その背後にいる書き手さんのことを

想わずにはいられなくなり、他の作品にも手を伸ばす。


それで出合って一度愛したら、

古きよきものも新しきものも全部を連れ立って

心に閉じ込めて温めながら生きたいと想うのに

「抜ける」*1時期が、確かにあって

それをバカみたいにかなしんでしまう。


例えば、I・W・G・Pは今でも大好きで

読めばまこっちゃん節炸裂に心揺さぶられるし

シリーズの新刊がでれば買う。

一貫して流れている人間性のようなものが好きで

文体が好きで、決して一時期のブームなどではなく

ずっと色褪せない位置なのだと想っていた。

それが今では、衣良さんの新刊がでても

一瞬めにとめるだけで手を伸ばさない。


幾人かの作家さんがそうだ。

あんなに大好きで単行本だろうと構わず

どこにでも持ち歩いていたというのに。


引越しをする際に、見極め、多くを手放した。


自分の感性を試されているような

心にみはり番が居て、君の心はもう揺れないのだと

判定を下されたような心持ちがする。

見切りを付けたのは

付けられたのは、どちらなのだろうかと。

*1:スロウハイツのコウちゃんの小説がそう言われたように