memo


気がつくと呆然としていてまっしろけなあたまの中


自分の行動に確証がもてない

まるで他人事みたい

いつもなら気をまわせるところに

気が向かない、気づけない


いちばん自分が自分を信用していない


買い物ブクロを抱えて

坂道をゆっくりあがっていく。

色んな道を行くのが好きで

モチロンその中には王道もある。

今日は王道ではないマイナーな道を行く。


大きなおうちの水色の門のところ

蔦をめの表面でなでながら

自分が何をしてるのかわからなくなって

意味を失って

いつも泣きたくなるんだ


プツリと終わりでも
構わなくなるような、儚い感覚。

それは、以前のように

しゅわしゅわと溶けていけばいいと想うのとは

また別の、とても唐突な感覚で



今求めていることがわたしにはあるけれど


たとえば環境が変わったとして

この感覚を感じる時期はまた訪れるのだろうし

今ある気持がそれで解消するとは思えない


ときどき、

こんな風に気持がグラグラ揺れて

不安定になることは

起こりうることなのだろうと思う
環境のせいじゃない


もういいだなんて思ってしまうなんて

贅沢なことだけど

もういい、思う頻度が増えているこの頃


そいだから

マサムネくんの唄う「春の歌」を聴くと

泣けてきてしまう

きっと放ちたい。