*Books list


  • 「オリーヴの小道で」今江 祥智:文 * 宇野 亜喜良:画



ルミネ2の BOOK1ST にて購入。

(あちこちでみかけた)キウイのキャンディをなめながら

歩き回る。

(キウイものに めが 無い。効果はさておき気に入った。

タネのツブツブが舌を刺激。嵌りそうな味)

アガット赤い色石もでていた。少し迷おう。

ウロウロして結局何にも心惹かれず、

帰りたくないなぁと思いながら、今日もひとつ先の駅で降り立つ。



夜。いつもよりアルコールを急速に摂取し過ぎたのか

女王の教室を涙ボロボロ流しながら観た。←お恥ずかしい




その後、ずっと観ず仕舞いだった「
恋愛小説」DVDも観た。

金城一紀原作のこの小説、だいすきだ。


大切に思うセリフがある。

(コレを言わせたくて、この小説書いたんじゃないかって思う)

映像化されたのを知ったとき、キャストを観て期待してた。



真っ暗な部屋の中、その 孤独を 想像する。

その、運命を冷静に捉える心や、

ひとと一切接触しなくなった彼のつよい決意のことや

原作にはなかった、月光浴のことや 彼女のいたずらのことや



思いあたるところがあり、胸にくる。

きっと あのこの中で あのひとの中で

わたしはもう死んでしまっているに違いなく

どうして手を伸ばさないのか

とつよく問われて、囚われていることに気づいて



気づいても 何もしないんだ

またヒトリになりたくなって 傷つけるだけだ。

あのセリフ、わたしには痛い。

どうしてだろう。痛いけど、聴きたいんだよ。