Memo

ひと月遅れの送別会。


かけがえのなさについて想う。

考え方も感じ方も違っていて

それでも同じ流れの中にいて、夜通しで沢山沢山、話をしてきたこと。


そうして今、流れをなくしたこと。

直に触れられる距離で繋がることの難しさと、とうとさ。


スイーツとアルコールの入っていない飲み物を前に

話しているだなんて、ヘンテコでいいね。

こんなのって、昔からじゃ想像もつかぬ光景で

くすぐったくてどうしてか切なくなったりもして


かけがえがないのだと思った。想う。


雨の日は一緒にラーメンがたべたいし

気まぐれにクレープ屋に行ったり、うどん食べに行ったり、したい

そういうは、もう ひどく遠くて

このたったひと月のあいだで

眩しいキラキラした何かにみえるほどにまで

変わってしまったみたい。


きっと、雨のたびに、気まぐれに思いつくたびに

キラキラがめの前を過ぎり

少しずつ 静かになくしたことを知っていく。

それは決してわるいことじゃないハズで。