Memo


有給消化ラストの日。


ちょびちょび楽しみながら読みすすめていた

ジャージの二人」「夕子ちゃんの近道」に

スパートをかける。といっても

カフェオレやアイスクリームを少しずつ口に含み

ベッドやソファーでゴロゴロしながら

じっくりのんびりと味わいながら、読んでいった。


ジャージの二人、二人から三人になる頃には

たのしくてたのしくてワクワクしながら

ページをめくってしまった。


夕子ちゃんの近道は、

東の、古道具中野商店*1、西の、フラココ屋といった感じ。


なまえも素性も知らないままに

日常を刻んでいく様子を眺めてたことに

もうもうさいごの方で気づく。


あの かぎ括弧の

いひょうをつく風変わりな取り外し具合!

淡々としているのに

一見、とても平凡なのに

どこからか、どこか妙チクリンであることに気づく。

しみじみ、じわじわといった言葉がよく似合う

齧るだけじゃ解らない面白さ。

じゅんぐりとはまってしまう

不思議なリズム。


これから追って読んでみて

この妙さ加減のヒミツを知っていきたい。


「ちょっとの工夫でお料理上手になれる!」は

キッチン周りの収納やら

お皿やらお料理器具やら何やらに

ハッピーの粉をたくさんふりかけたような本、

ヒトヒネリで生活が色づく方法をたっぷり教えてもらった。


すごく素敵なのだ。

だって箸置きを自分で毎回作っちゃうらしい。

わたしなど、まったくもって

そんなこと思いつきもしなかったよ。

素敵な指針で可能性を教えてくれる。

生活を輝かせるお手本!

*1:川上弘美さんの小説。