memo


重く鈍く痛むガチガチの体。


朝 いちょう並木の坂道で顔を上げた。

きみどり色した小さな葉が並んでいる。

いちょうってチビの頃から

あのカタチしているのだ。知らんかった。


よく見つめてみれば

随分とおかしみのある、ヘンテコなカタチ。

黄金色になるときの素晴らしさも

あのドクドクのニオイも

ぎんなんの美味しさも含めて

いちょうを称えたくなることしきり。


フルタイムライフを読み始めた。

巧いなーと思う。

日常のことを書かせたらピカイチ。

日記のような月記。何が残るでもないけれど。


動かなきゃ解らないことがある。

先人の苦労を辿り、知る。納得して取り組む。


早めにごはんを作って

早めにお風呂で温まって

ぼっちゃんが帰ってくるまで

横になっていよう、なんて思っていたのだけど


お風呂であたたまりながら

ゆっくりからだをもみほぐしていったら

痛みが軽くなってくる。

湯船からあがるころには心まで軽い。


このだるさと痛みとは

この先も付き合っていく類のモノなのではないかと

訝り、メソメソしていた。

こびりついて離れない重さがそう思わせた。


少なくとも心は元気に回復した。


ダーリンママがわたしに、とくださった

おこげせんべい、バリボリ。美味しい。


ぼっちゃんがいつもよりうんと早く帰宅した。

さーむいさーむいと

言いながらニコニコ顔をしている。