memo


朝の1杯:ニンジンシェイク

(にんじん豆乳バナナ、バニラアイス大さじ1のかわりに牛乳とお砂糖)


お昼、マックかモスがたべたいと

リクエストしたものの却下。

おうちでそうめんを茹でてたべることになる。


わたしはあきらめると、早い性質だと思う。


お湯を沸かしている間に

テーブルにランチョンマットと箸をササッと並べ、

パパッとネギを刻み、海苔を細切りにして

貝がらのお皿に盛る。

そうめんを茹でて洗い、水切り。手で掬い、

器にくるりくるりと盛っていく。


つゆをあさがおの器に注ぎ、水と氷をいれて出来上がり。

甲斐甲斐しいぜ、と思う。

(↑誰も言ってくれないので自分で言ってみる)


それからぼっちゃんが借りてきた

菜々子さんの「犬神家の一族」を観た。

ぼっちゃんは途中で眠たくなり、寝てしまった。


夜は外へ。

どこにしようかーと歩きながら話していて

「わたしがいろいろ言っても

結局、いつもぼっちゃんの言う通りになるよね

ぼっちゃん、何だかんだ言って亭主関白ー」と

わらいながら口にすると

しみじみした口調でぼっちゃんが

「そっかぁ・・・そうだよね。

じゃ今日はクーピーの好きなとこにしていいよ」と

すごいやさしい声音で言う。

そういういつでも素直な返答のしかたをするところを

わたしはうんと気に入っていると思う。


昨日今日とずっとおうちに居っぱなしだったので

ビールが飲めてまったり出来るところがいい。

月並みだけど、居酒屋さんに行くことに決定。


お魚の水槽をめの前にしたカウンタ席。


ぼっちゃんの好きについて訊いてみる。

わたしの場合、感受性がつよまる時期など

好きの温度がぎゅんとあがったり

ふくらんだり、高まったりする。

好きな音楽を聴いたり

美しいものややさしいものに触れたとき

それは相乗効果みたいに広がりと深みを増す。

ぼっちゃんは根っから穏やかなひとで

気持にも強弱はないらしい。

右から左グラフで示してもらったところ

グラフは右から左へ真っ直ぐ進んでいく、

たわみのないものだった。

その時々の心持ち具合により

変化のあるわたしのグラフとは全然違う。


この感覚の違い、不思議でおもしろいなぁーと思う。

その温度が全体的に上昇するといいな、なんて想う。


〆のお茶漬けが美味しかった。


TSUTAYAに行きたいコー!とぼっちゃんが訊く。

わたしはむむっと手を挙げない。

坂の上にあるTSUTAYAに行くのをめんどうに思う。

レンタルってまた返却しに行かねばならぬのも億劫。


けれど、カードを持っているのはわたし、

本人でないとカードは利用できないので

ぼっちゃんがニコニコして

行こうよーと言うので笑顔に負けて

結局いつも行くハメになるのだった・・・

(その代わし、返却担当はぼっちゃん)


デザートにアイスを買った帰り道。

前のおうちの横を通る。

むかしのことを思い出してキュンとする二人。


台風過ぎたんだねーと

夜空を見上げるぼっちゃん。

お星がキラキラしていた。


アイスをかじりながら

ジャッキーの「ポリスストーリー」を

観ているうちに、ねむねむ。