memo


ぼっちゃん試験の日。

朝シャワーを浴びるコを起こしてあげるために4:30起き・・・

朝ごはんは用意しなくてもよいながらに

ねむっこで連日続いている目覚まし問題のこともあり

ちょいとばかし腑に落ちない感じで

昨夜なぞ、それは起きる時間なの、起こす時間なのと

一人称なのか二人称なのかを問い

いじわるを口にしてしまうのだった。


無事なんとか起こした後、一度寝室に向かったものの

きびすを返して、ぼっちゃんが出掛けるまでは

居間のソファーに居ることに決める。

寝室で横になった途端、

からだが遠く縮んでいくような気持になった。

今そばに居られなかったら

一生後悔するような、崖のギリギリに佇むような思いがした。


大切なひとの、肝心なときに

そばに居られない自分など、意味がない。

そんなこと、もう繰り返したくない。


車を駐車場からおうち付近に運んできて

道具一式を運びこむ前、これ朝ごはんっと言って

もっちりおいもパンを買ってきてニコッと渡してくれた。

それから申し訳なさそうに

朝早起きさせてごめんねと伝えてくれた。


みかえりを求めるようになった自分を浅ましいと思う。

いつからこんな風になってしまったのだろう。


その気にかけてくれたヒトコトが

まるでご褒美みたいにうれしくなってしまうよ。


ぬたあんとがんばる宣言。←分かる人には分かる


寝不足ながらに一日集中して仕事ができた。

時折、今頃ぼっちゃんがんばってるんだろなぁと

思い浮かべながら祈った。