memo


解りやすく丁寧に伝えようと思うと

どうしても受話器を置くまでの時間が長引いてしまう。

ひとつひとつの電話の時間がながいと指摘されて

自分でも感じていたので、ですよねと頷いて

改善をこころみてみた。


今度はなんだか事務的になり過ぎて

受話器を置くときに、逆に胸が痛んだ。


それで、殺伐とした中で切り捨てるように事務的に

やっつけ仕事をしていくんじゃなくて

丁寧に相手に接したいという願いもあって

転職したことを思い出した。


せちがらい世の中で

ほんの少しの間しか関わらないとしても

声音ひとつでひとを厭な気持にしたり
傷つけてしまったりすることって沢山あると思う。


省ける部分は省くとしても

やっぱり真摯さは大事にしていかねば。

心掛けていいバランスをみつけていく。

些細なことこそ修行なのじゃ。