memo


好きな音にあいに行く、というシンプル。

むずかしくなっていて

迷いに迷ってひとりラクーアをふらり。

花びら占いするみたいに、いくいかない

揺れながらふらふらと歩き回った。


足を一歩踏み入れれば

からだまるごとすっぽり含まれて

オープンになって細胞まで

キラキラになることが解っているのに

どうしてかためらいから抜け出せずに居た。


後楽園駅をでようとしたところで

ぼっちゃんからのメールに気がつく。


ライヴが終わって待ち合わせするくらいが

ちょうどいいから行っといで、とのこと。

シンプルでやさしい言葉の決定打をもらい、

新宿へと向かう。


ロフトに入ってすぐに

ドリンク券でまずビール。


ポワポワのあたまの中

おしゃべりの声が遥か遠くにきこえる。

ヒトリぼっちが楽しくて

考えるともなくしあわせなことばかし、

とりとめなく空想してた。

主にはぼっちゃんのことなど


G.D.H.M.のワンマンライヴ。

雨と仲良くでもう肩が震えてめに水のまく。

鳥のうたと馬のうた、聴きたかった2曲の

この流れ、しあわせ過ぎてしみいるように聴いた。


鳥のうた、

望む生き方、愛し方なのかな。

叫ぶように唄う真摯な姿を見つめながら想像した。


チケットは幾度も手にしていたのに

ここ最近では当日に花びらはいかないを示して

随分と離れてしまっていたので

音源で繰り返し聴いていても

初めて生で触れられる曲もあってしあわせだった。


音楽への姿勢、世の中への姿勢

生きることへの


不器用で真摯で夢中に楽しんでいて

秘められているような

熱と切なさと悲しみと希望


森を感じる、水を感じる、光を感じる


このBANDのそれを、あいしているんだと想う。

仲良しくんたちのニコニコなやりとりも含めて。


おみやげに

ひまわりの種をいただいた。

気持があたたかく

手作りはんこのきみどり色のハンコがキュート。


西武新宿駅で「光ってみえるものあれは」を

読みながら、ぼっちゃんを待つ。

とりとめのない気持、耳鳴りとゆるい温度

時折道行くひとたちを観察しながら。


結局、新宿からタクシーで移動して

いつもの御用達、とんかつ屋さんで

Aセット(チキンカツとクリームコロッケ)!

おなかいっぱい。

たべているうちからねむっこになってしもうた。