Memo



11時過ぎ、家からすぐのところにある

コンビニで待ち合わせ。

家をでて横断歩道を渡るとき、

わたしの好きな、おいしそうなカフェオレ色した服を着た彼を見つけ、

手を振った。一緒にコンビニに入りかけながら

ベランダで洗濯物を干しているくまちゃんにもふたりで手を振る。*1


おにぎりやらおやつやらをごっそり購入して

車の中であったかいものから平らげていく。

運転席の彼の口に運んでから自分の口へ、次から次へと

ポテトやたいやきやなんかをパクパク。


車の中、お祖父ちゃんのお話を沢山してくれた。

聞けば聞くほどに魅力的で、血のなせる、彼との共通点をみつけては

きゅんとして聴いていた。


時どき隣に居られることがうれしくてポーっとしていた。

めをあけたまま、夢をみてるみたいだった。

こんな道ならいくら運転しても疲れないと恋人。

ゆったりと流れてく春に染まってく景色を

二人で味わえること。


こんなとこにまで停めさせてくれてありがと、と

言いたくなるような民間駐車場でお手製の駐車券を渡される。筆書き。


坂道をとことことあがっていき、羊山公園に到着。

ひっそり降っていた雨も止み、

和やかな賑わいを見せ始めているなかを歩いていく。


花パズルを前にランチタイム。

これがしたかった!

おにぎりをたべ、割り箸にさしたもろきゅうをかじる。

ベンチに座り、足をパタパタさせたりなんかしながら

キットカットのフルーツパフェ味も二人でぱきり。*2

恋人があんなに口数多く

お話してくれるなんてめったにないことだった。

寡黙なわけではないけれど

必要以上にしゃべることはなく、それもお祖父ちゃん譲りとのこと。

胸に秘めていることを大事にしていて欲しいし

そっとしていたい。

それで、口にする何かがあるなら

きちんと向き合って頷いたり、受け止めたりしたいな。


もろきゅうを買いに行った彼が戻って来しなに

ラムネ飲みたくなっちゃったと言いながら

プラスチック瓶も手にしていた。

何口かもらい、飲み終わった後にビー玉を取り出して、もらった。

ちいさくて、つるんと透明できれい。


連れてきていたやわらかキリン二匹を

そっとむらさきの芝桜にそえてパチリ。

やっぱし、むらさき色のが好き。

やわらかな曲線を眺めていると、丁寧に育てられているのを感じる。


武甲山にみとれている恋人。

今まであの山をちゃんとみたことなどなかったよ。

独特の存在感。

まるで芝桜を見守っている様な、素敵な佇まいの山。

年々、花ピースが広がっていくみたく

ここを二人で訪れる記憶も重ねて行けたらいいなぁ。


帰り道は、沢山寄り道。

普段からあまり大きな声をだすことはないのだけど、

途中のお店で彼がずっと探していた、念願のソウパック発見!

興奮して、思わず大きな声を出してしまった。

夕方過ぎ、地元近くの玩具屋さんに

連れて行ってもらい、メロンパンナちゃんのマグネットを

破格のお値段でたんまりゲットした。

冷蔵庫がすごいことになりそうだ。


地元ならではの、山田うどんでまったりと夕ご飯。


帰ってから、ソウパックのお店で購入しておいた

クリスタルモンスターズシリーズの箱をあけてみる。

沢山のカラフルスライムと透明オレンジのキングスライムが!

アタリ尽くし。並べてみると、壮観。

透明でとろりとしていて愛らしい。

部屋の中、まるでメイン。


夜CUBEZEROとスキージャンプ*3をレンタル。


ぎゅうの日。

一緒に居られるだけでとてつもなく。

破天荒に幸せ、の破天荒さはきっと自分で決めてもいい。

*1:二人はまだ一度も顔合わせをしたことがないので、ちょっとだけ(ハル)みたいだ。

*2:これ、考えたひとすごいと想う。パッケージもカラフル粒まじりのホワイトチョコレートもなんてキュートなんだろか。

*3:形容とコメントの多種類さ、切り込み方にうなったりしらけたりわらったり。