Memo



本日も告別式のお手伝い。


亡くなられた方はお花が好きだったそうで

壇上には、みたこともないほど沢山の花々。

まるでちいさな花園。

場違いにもニッコリしたくなるほどの

素敵なきりとり風景だった。

それを囲んでくれたのは

自分を愛しているひとに他ならないということも。


亡くなられた方の旦那さまの言葉にじゅわっとなる。

妻が居なければ、

自分の人生は全くもって意味のないものだった。

今でも愛していると。


ありきたりなシーンかもしれなかった。

でも生きて生きて生きる中で、寄り添って暮らし、

終わりのときに、

その言葉が出てくるだなんてとてもリアルだ。

胸を打たれる。

様々なことがあったに違いない

ふたつの絡まりあう人生は

当然、わたしの想像の域をゆうに超えている。

その短い言葉の中には

ふたりにとって、ふたりにだけは

紛れもない真実が流れているのだろな。

心の底からのセリフじゃなきゃ口になどできないもの。


お昼は大盤振る舞いのパスタランチ。


仕事は昨日の分も合わせて大忙しだった。

皆にたすけられていると思う。


帰ってから、

こっこの想い事。をじっと読んで読み返して

それから、

ハチクロ映画の公式サイトの

羽海野チカさんの言葉を読んで

うぅっと込み上げてくる。


次々辿ってはセンチメンタルにもぐりこんでった夜。