Memo



朝。電車に乗り、音楽を聴きながらぼーっとしていたら

前のひとの肩にあおむし発見。

きれいなキミドリ色して、健気な風に尺をとっているので

しばらくじっとじっと見つめていた。


知らせてあげなきゃ。はたと気づいたものの

よく、肩ににゃんこを乗せてお散歩している

おじさんのお話などを耳にするので

一瞬、このひとはあおむしとお出掛けしようとしているのだろうか

などという、あられもない考えがあたまをよぎった。*1


あわてて却下し、背中をつんつんして

肩にあおむしみたいなのついてますよ、と教えてあげた。

すぐにはらっていらしたけども

つぶしたり邪険にしたりはしない方だったのでよかった。*2


いつもは通り過ぎていたお店でカレーランチ。


店内、お店のオーナーさんの「好き」が

ぎっしりつまったアロハテイスト、

フィギュアやレトロなポスターなどが

天井や棚やそこここに散りばめられていて

愉快な気持になる。ハートフルな雰囲気。


席替えした。

まさに壁際の席、まあ壁際族のようなものだからちょうどいい。

いいねーと色んな方から言われた。

みえる景色が想像をかきたてる

たった数メートルに過ぎないプチ引越しだけど

これは大きな変化だ。


少しずつ、からだの色が消えてくようなイメージで。

*1:もしそんなお人が居たら、斬新だ。居ていいと思う。

*2:ティッシュでつまんであげて、わたしが御苑にでも放ってあげればよかったかもと少し心残り。