Memo



恋人が丁寧に朝仕度をしているとき

わたしは手持ち無沙汰で特に何もすることがないので

ボーっとしている。ただただボーっと。

こんな風に少しずつでも

胸の中に巣食う、もったいないオバケが

消える瞬間が増えていくといいなぁ。

せかせかをなくしていき、

ゆとりある豊かな時間の楽しみ方をしたい。


何もしないでダラダラする日にしようと

決めたのでとりあえず、掃除機をかけてお洗濯を済ました。


JOJO二部を読みながら、うとうと。

マックのあたらしいの、いいなぁいいなぁなんて

彼からのメールにお返事している最中で

すっかり眠りの世界へ。


歯科クリニックで治療を済ませてから

またのんびりする。

期間限定のお休みなのだから、不安にならずに

めいいっぱいのんびりを満喫できるはずなのだけど

わたしの枷は相当しぶとく、なかなか外すことができない。


本日は、完璧にのんびり過ごせた。

こんな日は珍しくうれしい。


以前どんなひとがタイプかと訊かれたとき

夢中になれるものを持っているひと、と口にした。

間髪いれずに、自分がそうだからだろねと

言われたことを、時折思い返す。


自分のことが好きなんだろ

認めて欲しいのだろ

そう変換してズキンと胸が痛んだのを、憶えている。


夢中になるせかいがあって

夢中になっている姿を眺めるのが好きだった。


その奥で、せかいを認めてほしい、

夢中を抱えている、その感覚を共有できたらと願っていた。


分析と追求は楽しい、気づくことができる。

けれど、同時に自分の身勝手さを知り

ズキンと痛み、つまらなくもなる。*1


フットワークの軽いひとでありたい

自分の世界を大事にしたい

ひとに丁寧に接したい


シンプル三原則を想う。

*1:身勝手で結構とはまだまだ思い至らないところがつくづく甘チャンだ。