Memo



お休みの日。


3日分たまった洗濯物を干した。

風のあるいいお天気でうれしい。


サマースノーをみてうるうる

ゆきちゃんの心は、観ていてイラッとする。

それは気持の動き方が

実に自分と似ているからだ。

あのドラマのゆきちゃんを観て

「あなたを思い出す」と

おっしゃっていた方の記憶も一緒に思い出される。


前にダーリンがおみやげでくれた

ポンデライオンくんのおもちゃを組み立てた。

やさしい色づかい。

それから栽培セットも作り、出窓に置いた。

日当たりがいいので

今度こそ、どうか育って欲しいなぁ。


ネット接続の件で問い合わせをしてみた。

たらいまわし電話となり、じょじょに

気が重くなってくる。

その上、一週間待ったのに

きちんと手続きされておらず、

再度の申し込みをすることとなった。

また一週間待つのだ。心が曇る。


昼間の明るいうちに通った久しぶりの道。

ふとみたらオレンジ粒の垣根。

夜帰宅するとき

甘い匂いがずっと道々続いていく理由が分った。


前のアパートに行き、汗をかきかき

くまちゃんに引き渡すための、ベッド解体作業。


それから隣駅のケータイショップに行き

前の機種の解約手続きを

滞りなく終えた後、

昨日に引き続いてアルコットを訪れた。


黒とむらさきとがあり

迷っていたパフスリーブ、

やはり黒色のに決めた。

そして本日ダーリンリクエストが

マカロニグラタンだったため

耐熱皿をみていく。


ツリーや鳥、おうちのカタチのもの、

取っ手がついているものなどあり迷ったけれど

彼と二人で、グラタンを食べているとこを想像して

素敵な赤色のちゅうくらいのお皿に決めた。

お値段もお手頃の

フォルムが可愛らしいスープカップも購入。*1


ジュンク堂書店をふらーり。

山崎ナオコーラさんの「浮世でランチ」や

森博嗣氏の「少し変わった子あります」などに

心惹かれながらも図書カードを使い、

待ちに待った「邪魅の雫」と

ばななさんの「ひとかげ」を購入した。


ひとかげ、もともとの「とかげ」が

とても好きで、幾度読み返したか分からない。

あの短編集自体だいすきだけど

とかげは特にだった。


パラパラしてみたのがいけなかった。

ひとかげの装幀、中身に同じ女の人の挿絵が幾つも登場し

ドキンとする色の用い方をしていて

なんだか、今の自分にとても必要な

気がして手にとった途端に、購入を決めていた。


ふたりというキーワード。

春樹さんの本もばななさんの本も

たったふたりの、とか

ふたりぽっち、とか

ふたりだけの親密で濃厚で

酸いも甘いもを含んだ

もうどうしようもないほどのふたり、というような

気配がどっぷりとしている。

少し苦しくなるような

切なくて悲鳴をあげたくなるような

でもそこにだけしか存在しない、救いを感じとれる。


それで 今、いま、とても手にしたい。

そんなことを考えながらレジに並んだ。


京極さんの小冊子を電車の中でぱらぱら

眺めているうちに、うとうと。


帰宅してから再度、

ネットの件で連絡してみる。

午前中の電話ではまだ手続きが

不足していることが判明して

この遅れもわたしの認識不足によることが

何よりの原因だったと気づき、

ヘトヘロリーになった。


おでんくんを観て癒されながら

ふてねに近い、うたた寝


昆布だしでお味噌汁だけ作っておいて

歯科クリニックへ出掛けた後、

いつものスーパーで買い物をして帰る。


裏の門扉をあけると

牛模様のにゃんこにするんと横切られた。

なんとなくニッコリ。いきものの通り道?

今度はこの場処に、何が現れて

わたしの前を通り過ぎてくのだろう。


ダーリンが銀座メロンをおみやげに

買ってきてくれた。

プシュっとあけてすぐに

瑞々しいメロンの匂いが鼻腔をくすぐる。

どっぷり濃ゆく酔いそうな。


晩ごはんのエビマカロニグラタンは

一味たりない、シンプルな味となってしまった。

作りかけのクリームのとき、

味見した時点ではいい塩梅だったのにな。

彼からアドヴァイスをもらい

今度はチキン入りにして

アクセントをつけようと思う。

後は、じゃがいもとエノキのお味噌汁と

茄子と納豆の炒め物。


おでんくんを観ているうちに

案の定ずんと銀座メロンがまわりだし

酔っぱらいのふたりはうたた寝を始めた。

*1:たろ姉も愛用している、前々から欲しかった物。