Memo



朝、まだまだダーリンは夢の中で

しばらくは起きる気配すらないだろう時刻に

めが覚めてしまったため

昨日レンタルしておいた「かもめ食堂」を観た。


「すいか」みたい。いい味尽くし、好き。

フィンランドを舞台に

淡々とユーモラスにお話が進んでいく。

右往左往の後に

自分のリズムを持ち、目的を定めたひとの

放つ言葉と表情の、静かな重み。

そっくり、信頼して

ついうなづいてしまう、安心な間合い。

ひねりある、でも素朴で素敵な会話ばかし。


美味しいコーヒーをいれる方法、

呪文は自分アレンジで試してみようかな。


頃あいをみてパンケーキを焼き始め、

彼を起こしていただきますをした。

マーガリン、ジャム、ハチミツを

ペタペタして、むしゃむしゃたっぷりと。

牛乳を切らしていたため

ヒタヒタにさせて食べることが

出来んかったのが残念。


それから、彼が伸びてしまった髪を切りに

お出掛けしたのでわたしはハリキりモードで

掃除・洗濯を済ませ、前の家へ

まだ少し残されていたゴミを回収しに行った。


ちょうど部屋に戻ろうと歩いていたら

短めにカットしてさっぱり、

ヒナ鳥のような可愛い髪型になった彼と合流した。


大江戸線としまえん駅へ移動。


予告、観たい映画がチラホラ。

どろろ」のコウちゃんや

ただ、君を愛してる」のあおいちゃんなど。

あおいちゃんの服、髪型、メガネ姿が

キュート過ぎてストーリーというより

なにせそっち方面に食指が伸びてしまう。


涙そうそう


にぃに妻夫木くんと長澤まさみちゃん。

キラキラな二人のための映画という感じだった。*1

あの寝顔は、ズルイ・・・

シンプルストーリー、

でもところどころウルウルしながら観た。

台風のシーンなど、ギュンときた。


本当に本当に

困ってどうしようもなくって

心が悲鳴をあげてもう動けなくてうずくまり

ただ涙をダラダラ流すしかないような

そのときに、大事なひとが

身を投げ出してやって来てくれること。


誰かの手やほんの一言の、あたたかさに

掬い上げられること。


その途方も無いほどの救いを想ったら

どうしたって涙が伝ってしまうのだった。


それって映画や小説の中の

ワンシーンなんかじゃなくって

日常的にごくあたりきに

あることだと知っている。

今まで山がある度、谷がある度に

沢山沢山、もらってきた魔法の瞬間。


これから返せたらって想う。


観終えて新宿へ移動し

ルミネエストとロフトを見てまわる。

真っ白な四角型ミニミニドレッサー、

おでんくんスタンプ、タンブラーを手にした。

恋人がポストカードを購入してくれた。


映画中に、ヤキソバが登場したので

食べたくなってしまったらしく

夜はヤキソバにしようとダーリンより提案。


恋人特製:まっかなウインナーくん入り

プラス目玉焼きがのせてある

キュートなビジュアルの

ヤキソバ☆☆☆をいただいた。

盛り付けのセンスなど見習いたいくらい、

黄身をヤキソバに絡めて食べるなんて

新しい。美味しかったなぁ。

ありがとう。ごちそうさまでした。

*1:あぴさんとわたしにしかわからない幻の店、HIDEAWAYが登場して早く伝えたい衝動に駆られたことはヒミツ。