Memo
ベランダからみえる
桜の葉が、オレンジ色に染まってきた。
光が当たると何とも言えない色になる。
まばらで美しい。
昔、葉桜の中途半端さを
気持ちワルイと疎ましく思っていた。
半端モノ、まるで自分みたいだと。
中途半端と見定めるか
変化していく過程、
切り取ったその瞬間ごとを
慈しめるかどうかは*1
ハート次第だなぁとしみじみ想う今。
恋人がずっと眠り続けているので
散々いたずらっコした。
ネコじゃらたのしい。
ブランチはおやつの時間過ぎ。
ポンデくんリクエストによりモスへ。
バーガーとドリンク以外にも
チキン、ポテオニオンリング
アップルパイなどを注文した。
容赦なくたっぷりたべ込む。
夜のお鍋に備えて
スーパーでお買い物。
ひとりでスーパーに行くのも
楽しいけれど、
ふたりだともっと楽しくなる。
こだわりの、ダーリン選択の品々。
道を渡りながら、
秋冬混じりのつめたい空気に
「鍋日和！」ニッコリ彼が言い放ったので
うん、とやっぱりニッコリになってうなずいた。
恋人は北斗の拳フリークである。
当然のところ、アニメDVDも
すべて手中におさめている。*2
以前、じっこさんマンガコレクションにて
読了済みだったものの、ストーリーを始め
登場人物までも今ではすっかり忘却のかなた。
それでリクエストして
ユリアがふたたび登場するらへんを
ベッドでゴロゴロしながら、観た。
色んな人物の過去に
スポットライトがあたるところがいい。
とりわけちびたの頃の
エピソードなぞグッとくる。
ところどころの、
セリフのヘンテコさも魅力だけども･･･
夜は、鍋奉行にすべてをお任せして
わたしはグラスとお皿なぞを準備。
ザックリお野菜や具を切っては
ざるに入れてザブザブ洗っていく。
お料理の似合う、大きなてて。
白味噌ベースにキムチ汁少々。
白菜、ネギ、しらたき
おとうふ、エノキ、牡蠣、とりにく
イカつみれ、なんこつつみれ。
それに特別ゲストのおでんくん！←もち巾着
土鍋のサイズがちいさいため、
大ナベが大活躍中。
エビスビールと黒生を
半分に割って飲む。美味しい。
からだがポッポしているところに
つめたシュワーがどくどく
流れ込んで、またさらに熱くなっていく。
なんこつつみれが
美味しかったなぁ。
やわらかまっしろの中に
チビこりこりが入っている。
食感って大事。
仕上げのもちもちうどん。
ネーミングからして素晴らしい。
寒い夜、
すっかりからだがあたたまった。
発見！タナカミノル氏って
ポンデくんに似ている気がする。
「北斗の拳データFILE奥義秘伝」を
パラパラとめくっていき、
vsレイをリクエストしたものの
vsリュウガをおすすめしてもらった。
観はじめてすぐにネムネムモード。
素敵格闘シーンをBGMにウトウトし出して
しばらく後、お見送りしてもらった。
なつかしいモノシリーズ。
小学校低学年の頃、一度はやり
少し大きくなってからもう一度
集めた、におい玉。透明なちいさな粒。
ひとつひとつに
ねがいがかなう、両思いになれるなど
効用がついたものまである。
ポンデくんコレクション、
ビックリマンシールたち。
恋人になった理由が解かる気がする品。
シャーマンカーン！ヘッドロココ！
サタンマリア！クロスエンジェル！
鬼ガシ魔だのダンプ魔重だの
でるとガッカリした記憶がある。なつかしい。
めんこ、ままごとトントン、ネクロマンサー
ゴジラシリーズ指人形･･･
せっかくコレクションしたのに
捨ててしまった数々の品々まで思い起こされてしまう。
ちいさい頃のコレクションは
自分を育てた文化とも言えるもの、
サイクルが巡れば
年輪を増し、また良き品となっていく。
コレクションは捨てずにとっておくに限る、
と思うのでした･･･
