Memo


ダーリンを送り出した後、

家族と新宿で待ち合わせ。


本日より

両親と兄と一泊二日の箱根旅行。

猫たちのめんどうをみてくれた

たろちゃん、お留守番していてくれた

ななひめちゃん、うしわかまるくん、ありがとね。


みんなリュックを背負ったカワイイ姿。

わたしは、おろしたてのしましまトートで!


ロマンスカーに乗る前に

4人とも意見一致で駅弁を購入。

旅といえば、駅弁!


あれやこれや、おしゃべりしているうちに

あっという間に箱根に到着。


箱根というと・・・


まずは、紫陽花電車。

いついつの日か必ず乗りたい。

むらさきやあおやしろやぴんくの紫陽花が

流れる様をのんびりと眺めてみたい。


あとは雪山が印象的な京極堂シリーズ「鉄鼠の檻」。


それに、基央くんを思い出す。

山や自然のある静かな場処に身を置いて

色々考えたりするのだと以前言っていた。


そんな訳で基央くんのような

仙人みたいなお人がいる

だいぶ偏りのあるイメージとなっていた箱根。


何かの折にでも足を運んでみたいと

つねづね想っていたところ、ついに。


観光地だけど

ギラギラしていないんだなぁ。

山々が音を吸収しているような。


電車。スイッチバックしながら

上へ上へと向かっていく。

ユニークな、この過程がいいのかも。


それからロープウェイに乗った。

風に揺れながら

源泉のうえをゆるりと通過していく。


ビョービョー風に吹かれながら

いっぱい温泉のにおいを

吸い込んできた。


海賊船でぐるり。

海風を顔中、からだ中浴びて

寒いながらも爽やかな気持ち。


宿についてからすこしのんびりタイム。

くまちゃんとじっこと三人でおしゃべり。


男性、女性の思考回路や

家事全般についてなどなど。

興味深くなかなかおしゃべり鳴り止まず。


それから夕食。


和食、ひとしなごと

上品で美味しかった。


お品書きの文字が達筆で読めず

なんと読むのだろうかと

話し合いながら、和やかに

だされたそばから次々口へと運んでいく。


スクスク。

お作法など全然知らないままに

ここまで育ってしまった。

無知ゆえ、治部煮(じぶに)が

煮物のことだと知らなかった。

調べてみると

石川県の代表的な郷土料理とのこと。


じぶに、じぶに。口ずさみたくなる。


お品書き、ひとつひとつ厳かで

なんだか素敵な佇まいをしている。


そういえば、

だいすきな映画「(ハル)」で(ほし)が

毎日筆で、お品書きを書いていたっけな。

とても素敵だった。

いつかあぁいうの、やってみたいな。


ただわたしはいつも作っている途中で

メニューを別のものに変えてしまうので

後から修正しなければならず

×だらけのお品書きになってしまいそうだな。


さといもの中にモチ米!

やわらかとろり、自分でも作ってみたい。


ビールをたっぷりと飲み、

みんなであれこれおしゃべりして

たのしかった。


温泉であったまり、

早い時間から横になった。


ダーリンの夜ごはん用にと

お豆の甘いカレーを作っておいたので

ちゃんと食べたかなぁなんて

考えながら、眠りに落ちていった。