memo
朝ネムネムでくじけそうになりながら
おにぎしをこさえて、サラダをつめ、ゼリーを包む。
お昼おべんとをたべながら
ヨガやなんかの話
6人兄弟ってすごいな
はじめて読んだ寺田寅彦氏の随筆、
漢字とひらがなを用いる割合からして、うんと素敵。
ページをめくりその字面の並びから安心する。
短いなかに、さっぱりとしていながらも
味わい深い観察のめ。
なるべく心の忙しくない
ゆっくりした余裕のある時に、
一説ずつ間をおいて読んでもらいたいと
ある。本当にそのとおり。
この不思議な味わい深さ。滋味。
この方を昔っから知っているだなんて
さすがだとうなるのであった。
仕事を終えるとはやめに帰宅し
寄り道を控えていた昨今。
お風呂タイムと読書タイムが
しあわせ過ぎだったので。
待ち合わせの時間まで
久しぶりに新宿雑貨屋さん巡り。
水玉やいろんな柄模様の手ぬぐいを
眺める。実用的で可愛いとは申し分ない。
けれど、買う寸前で
心にストップをかけとどまる。
じっくり考えてから手にせねば。
お釜やなんかの絵柄があしらってある布
いろんな器や、たわしの動物たち
しまうまやパンダやうんと可愛らしい！
観葉植物が気になっている。
多肉植物･･･心そそられる。眺めるだけでしあわせ。
やさしいどっぷりとした色使いの
タムくんの絵本
海堂さんの本、気になっている森見登美彦氏の本
手にしたいところを熟々焦らすこと
久しぶりのフラフラ満喫、しあわせだった。
今日も木のカトラリーを手にとって
感触を確かめつつたっぷりと楽しんだ。
前の職場の方々とごはん。
みかん次長さまとミッキー先輩、
かわいい後輩ルンルン*1、
それに以前大変お世話になったことのある主任殿。
朝メールを送ってくださっていたのを
昼に気づく。突然のお誘い、うれしい。
ミッキー先輩は明日で引退とのこと*2
それで送別会をするのに、みかん次長さまが
わたしの名もあげてくださったとのこと。ありがたや。
不義理をしたくないという次長さま
その義理堅さには頭が下がる思い。みならいたい。
話を聞くと、わたしがやめてからも
随分多くの方々が退職したのだそう。
こんな短期間に･･･無責任にも
なんだかなんだかキュンと縮む気持がした。
誰々のことをどう、というのは
自分だけのそのひとへの思いがあるので
お話を聞きながら、離れたところからみている。
そういう感じ方もあるのだと
自分を一緒くたに混ぜはしない。
仕草を茶化して
真似するだなんてさ。胸が痛むんだ。
客観ではいられなくなる
心の地雷スイッチも持っている。
それ踏まれるともうダメ、感情的になってしまう。
泥臭さが愛おしく懐かしい。
離れたゆえ。それでもなじむような愛着さ加減で。
どうして続けているのかを訊いてみた。
負け犬にはなりたくないとキッパリ言う。
つよい反骨精神を思う。
外側から一石投じられることで
少しだけ変化が顕れる。それで更なる変化を期待するも
内に入り込んだ途端、のみこまれてしまう例の中で
変わらぬ姿勢が凄い。それはもう生き様。
不器用で風当たりが強くなろうともいつでも白黒明確で。
それからみかん次長さま、定年退職のかわきりは
自分にかかっているのだとお話があった。
退職後に何をしたいのかきいてみる。
それからいちばん大事なものは何かと。
家族とこたえてらした。
出張続きの仕事柄、若い時分には
色んな苦労があったらしい。
かわいい娘さん、奥さんのことも
きっと大事にしてきたのだろなぁ。
お話しないまま日々に忙殺されてきたために
過去の、いろんな事柄や思いがひき出されていく。
ルンルンもハッピーでよかったなぁ。
美味しいお酒をいただきながら
そのうちじゅんぐりと、お話をききたい。
「でも幸せだからいいじゃん」と
ひとから一蹴されたことがある。
身もフタもなくてズキンとした。
他意はないと知りながら、そのひとには
それでもう何も言わなくなったべな。
誰も彼も、何もかも
ひとくくりじゃないのに。皆いろいろあるさ。
しあわせだってそうだ。
ひとくくりではなく、いろいろな空模様
晴れの日、雨の日、くもり空の日
色々色々めまぐるしく変化していく。
またこんな夜があるといいなぁ。楽しい夜だった。
楽しいメンバーの、楽しいお酒の席、
楽しくてちょっぴり切なくなりながら
帰るおうちに、あったかい心と
からだの持ち主のダーリンが居ることの幸い。
スペシャルな日☆☆☆
30→ 今までもこれからも
ずっと、しあわせをお祈りします。
