memo


せっかくの三連休でも

昨日は仕事、今日からは一泊二日で

社員旅行のぼっちゃん・・・しょんぼり。


出掛けるまでのあいだ、

歯を磨いている周りをうろうろしたり

煙草をすいに行くところをついていって

一緒にベランダからの景色を眺めたり

なんとなく周りをフラフラして

ちょうちょみたいに居た。


もっか「彩り」がお気に入りらしく

シャワーを浴び終えてタオルでからだを拭きながら

ハナウタなんかうたっている姿などはまるで3歳だ。


送り出してから

ためにためまくっていた家計簿をつけてすっきり。

こうして改めて眺めないことには

漠然とした不安ばかりが残る。

一覧にすると改善点がみえてくるというもの。


お昼は昨晩ぼっちゃんがわたしにと

買っておいてくれたチキンラーメンをすする。

自分で敢えて買うことがない、カップラーメン。

たべるとき、おいしいーとちびたのような

純粋なうれしさがこみあげる。


それから、公共料金の支払いをして

クリーニング屋さんにぼっちゃんのズボンを取りに行き

スーパーで栗の皮むき器とグラニュー糖を購入した。


ぼっちゃん不在のお休みの日には

幾度となく、窓からの景色を眺める。


都庁や猫耳ビル、オペラシティが

悠然と雲や山なんかみたいに佇んでいて

その手前側には菜園が広がっている。

のどかで平和な風景、

トキがゆっくりと流れていることを感じられる。
そうして

ヒトリということを確認しているのかもしれない。


渋皮栗にテマヒマかけるの巻。


二晩も水につけっぱなしだった栗の

渋皮をむいていく。耳はヒマなので

ぼっちゃん所蔵:北斗の拳のDVDを

流しながらたらたらむいた。

指にヘンな力が入っていたらしく

向き終えた頃には親指ピキピキ。


幾度もアクをすくって水をとりかえて

丁寧に楊枝で残りの皮をとりのぞいていった。



ラニュー糖を三度に分けて投入して

煮詰めているうち

とうとう眠たくなり気づいたらソファーで

眠ってしまっていた。

ハッと目を覚ましてルクルーゼに近づくと

泡ボコボコ状態になっていて

少し煮つまり過ぎてしまった。アチャ。


それから煮沸した瓶に

幾つか詰めてあとは冷蔵庫で冷やし完成。



一粒口にほうりこむ。美味しい。

テマヒマかけた甲斐あり。


シャワーを浴びて、髪をかわかしながら考える


決めつけて壊して決めつけて壊して

今は決めつけているとき?


傷ついて気づいて傷ついて気づいて

今は傷つくとき?


心の中がカチコチのがんじがらめ

重く固まり動けなくなっている


力をふーっと抜いて

ふわっと想いが戻ってくるといいなぁ、なんて

まるでヒトゴトみたいに遠く、考える。